8月9日(金)
残業。
帰宅してから庭の水まきと草とりをする。
途中から祖母も参加してくれて、ずいぶんときれいになった。
何年も前の日記を開いたら、ちょうどこの文章が目に入った。まだ祖母が生きていた頃の日記だと気がついたらどうしようもなく悲しくなってしまったけれど、二人で草とりをした日のことをしっかりと思い出して、懐かしさが悲しみに勝った。水をまいた後の庭のにおい、夕暮れが映った窓ガラス、祖母が引き抜いた草の背の高さ。
今でも日記は続けていて、ずいぶん間が空くこともあるけれど、それでも書き続けている。またこうしてたまたま開いたページのことをここに記すかもしれません。自分でもびっくりするようなことを書いていておもしろいので。日記って、感情を紙に書くことで自分のなかからそれを手放すような感覚がある。だから不意に何年も前の日記を読むと、そこに残されたかつての自分の感情(あるいは感覚)に触れられておもしろい。
相変わらず低空飛行で生きていて、筋トレをしたり、休日に神社を巡ったり(特に御朱印を集めているわけではなく、信仰心に篤いわけでもなく謂れを調べたりするのがすきなだけ)、わりとマイペースに生きている。自分はずっと犬のような人間だと信じていたけど、案外ひとりで気の向くまま好き勝手歩きまわるのが性に合っていると最近気がついた。だからどうということもないのですが。
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