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からあげはあたため直さなくていいよ(ふにゃふにゃになるから)

アルツハイマー型認知症の祖母の介護を終えて、一人暮らしをはじめた孫の日記

歩くことで元気になるタイプ

天気がめちゃくちゃな日が増えた。
雨が降っていたかと思うと突然晴れ、また少し経つとスコールのような土砂降り。強い風がどんどん雲を押し流して、瞬く間に天気が変わる。この土地の、秋から冬にかけてのめちゃくちゃな感じが気に入っている。


季節の変わり目もあり、あらゆる面で不調が出ていて、なかなかしんどい。けれど悪いことばかりでもなくて、最近は体調が悪くても少しだけ頑張って出掛けられるようになった。歩いているうちに元気になることも多い。今日もそうして、歴史博物館まで行って展示をみて、買い物をして、うんと遠回りして家に帰った。やっぱり、家に帰る頃にはかなり元気になっていた。夜は早めに食事を済ませて、あたたかいものを飲みながらアニメを観て、なんだか色々なところでいちいち泣いてしまった。


「このまま感性とか死んでいくのかな」とか「このまま何も書けなくなるのかな」「誰にも読まれない小説しか書けないのかな」みたいなどうしようもないことを考えることは、今でも時々ある。体調が悪いときなんかとくに。でもそんなに気にしなくなったのは、年齢を重ねたからなんだろうなと思う。年齢を重ねることがこわくて、それは何かを失うことだからだとずっと信じていた。けれど実際はそんなこともなくて(もちろん体力とか、失うものはあるけれど)悪いことばかりではない。いつか何も書けなくなったり、何も書く必要がなくなることがあるかもしれない。それはそうなったときに考えたらいいよね。サイト運営をはじめた頃、高校生の頃は絶対、こんな風には考えられなかった。今ではそうやってある程度適当に考えることができる。それは、多分、いいことだと思う。


拍手してくださった方々、ありがとうございました。
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