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からあげはあたため直さなくていいよ(ふにゃふにゃになるから)

アルツハイマー型認知症の祖母の介護を終えて、一人暮らしをはじめた孫の日記

読みはじめなければ、読み終わらない

なんとか金曜日更新を保っています。



最近、全然本を読まなくなったなと思う。もちろん読んではいるのだけれど、冊数や速度がものすごく落ちた。YouTubeでショート動画延々と見てしまって自己嫌悪に陥るのにまた見てしまって……みたいなことも増えて、これはちょっといけないなと思っているのにまた……みたいなことを繰り返し続けています。

でも、本って読みはじめないと読み終わらないんだよなという至極当然の考えに至って、「毎日少しでも読む」ようにしています。


何冊かの本を同時に読むのが好きなのですが、そのうちのひとつに「かなり長期間にわたって読むことになる本」を設定します。今読んでいるその類の本は『東京の生活史』。150人の生活史が載っているもので、毎日一人分ずつ読み進めています。それとは別に小説をいくつか。疲れていると「現実でないもの」「作り上げられた世界」に身を置いて休みたくなる。ノンフィクションを読むには少し元気が必要なのです、わたしは。



つくづく、読書というのは不思議な行為だなと思う。
ひとりなのに対話している感じ。相手が本そのものだったり、著者だったり、自分の内側で作り上げた「著者」であったり、自分でも気が付かないでいた自分自身であったり。今の自分のための言葉を見つける喜びなんかもあったりして。でも読書ってどうしても力を使う行為でもあって、だから本当に元気がないときにはYouTubeでショート動画を延々と見てしまうのも致し方ないということにしておいてください。



拍手くださった方々、ありがとうございます。
本日もnoteにみじかい話をアップいたしました。お暇なときにでも、ぜひ。
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